論説委員・高橋純子、編集委員・豊修一よ、恩人アメリカに噛み付いてみろ

平成27年9月3日(木)    平成25年9月ブログ開始

論説委員・高橋純子、編集委員・豊修一よ、
お前の御主人アメリカ様にこそ噛み付け。




平成27年9月3日  東京本社朝刊  第1面 
「集団的自衛権行使は違憲」
山口繁元最高裁長官「立憲主義わきまえず」

この記事に以下のように書いている。

 ◆キーワード<砂川事件最高裁判決>
1957年7月に東京都砂川町(現立川市)の米軍基地拡張に反対した学生ら7人が基地に立ち入ったとして、刑事特別法違反の罪で起訴された。東京地裁は59年3月、米軍駐留は憲法9条違反として全員無罪とした。最高裁大法廷は59年12月、
(1)憲法9条は自衛権を否定しておらず、他国に安全保障を求めることを禁じていない
(2)外国の軍隊は、憲法9条2項が禁じる戦力にあたらない
(3)安保条約は高度の政治性を持ち、「一見極めて明白に違憲無効」とはいえず、司法審査になじまない
と判断して一審判決を破棄し、東京地裁に差し戻した。


最高裁判決を指揮したのは田中耕太郎最高裁長官だ。

この記事の前日、下記の記事がある。 

平成27年9月2日  東京本社夕刊  社会 第4面
新聞と9条 砂川事件43 (上丸洋一)
DSC05587_convert_20150903225747.jpg
この記事は、
東京地裁の伊達判決「日米安保は違憲」の判決を聞いて、最高裁でもこれが支持されれば厄介なことになると焦ったアメリカが早速日本の司法に干渉してきたこと。そしてそれに易々と応じている最高裁長官の所業を明かしている。

事の重要さを十分に心得る田中長官は、進んで「アメリカさん、ご心配無用でっせ。最高裁では東京地裁の判決なんか支持しません。違憲判決なんか出しませんよ。全員一致で一審判決を破棄します。私が最高裁判決を指揮するのですから保証しますよ。」
てなもんだ。
これをマッカーサー大使を通じて国務長官に伝えたのだ。

山本太郎が国会で「日本はアメリカの属国かい。忠犬ハチ公もびっくりだ」だ、と毒づいたとおりだ。

しかしそれも致し方ないのだ。いくら司法が独立しているとはいえ、戦勝国にして、憲法を付与したアメリカからは独立し得ないのだ、喧嘩など出来ないのだ。しても勝てないのだ。
それに田中は、日本がアメリカに負け、占領政策を受け入れたがゆえに最高裁長官と言う最高のポストを手にいれることができたのであろう。
優秀な日本帝国先輩裁判官は少なからずが公職追放されていたであろうから。
そして彼自身、現実主義者であったのであろう。
位を極めたサラリーマン裁判官でもあったのだろう。

確かに国民も、最高裁判決は残念だが、現実として、やむなしと受け入れたと思う。
だが、このブログ主は訝るのである。独立国日本の最高裁長官としての矜持、司法の独立を守り得なかった悔しさというものはなかったのであろうかと。
その責任は、日本は独立を果たしたとしながらも敗戦国のままでいることを強いているアメリカ、それに抵抗もしない日本の政治家、そして共産主義国・ソ連とアメリカが角突き合わしている戦後の厳しい世界状況にあることは確かだ。
田中としては如何ともし難かったのではあろう。
だからこそ、独立国の裁判官である自分に不本意な活動を強いたそれらに抗議して判決後、最高裁長官の辞表を叩きつけるべきではなかったろうか。
判決言い渡しの後に、記者団に、

 「判決は政治的な意図をもって下したものでないことをはっきり言っておきたい」
 「自分の意に反する判決が出た場合『裁判所が政治的圧迫に屈した』とか『良心をまげた』とかいう言動が最近多い。
これは裁判の民主社会における役割を理解しない最も危険な風潮です」 田中は記者会見で何回も繰り返した。


などと、言い訳たらたらする前にだ。
ま、こんなことはブログ主の見当違いの甘い期待であったかも知れぬが。

そして田中のことはほっておいて、バカ朝日の今回の記事だ。

集団的自衛権行使は違憲」山口繁元最高裁長官「立憲主義わきまえず」

なる大見出し。

よくもバカ朝日にそんな見出しが使えたもんだ。
砂川事件においては、東京地裁の「日米安保条約違憲」判決を批判し、最高裁の「地裁判決破棄」を支持しておきながら。

そしてこの山口元最高裁長官とか言うおっさん、何をバカ朝日に利用されてんだってことだ。
そもそも、「最高裁で判断するにはなじまない」、「高度な政治的判断に任せざるを得ない」などと言う責任回避。職務不履行。
この最高裁のふがいなさ、現状追認、おもねり、判断責任回避というそれは、砂川事件の田中最高裁長官の「逃げ」、「強いものには巻かれろ」判決から始まったのではないか。
最近の国会議員選挙制度改正議論についての「違憲だが無効ではない」という判決もしかりだ。

それにだ、最高裁が有する「違憲立法審査権」はどうした。
勿論まだ国会で承認されたわけではないから、最高裁は何にも云えないが。
自民党が「今般の安保関連法制は違憲ではない」と言い、野党、マスコミが「違憲だ」というなら、即、「違憲かどうかは最高裁が決めることだ。勝手なことをぬかすな。越権行為は許さん。」と引退した元長官なら意見しても問題ないであろう。

それなのに一新聞の「違憲だ」という一主張に合わせて「違憲だ」とのたまう元最高裁長官の無節操振りって一体何なのだ。

バカ朝日も、野党も「違憲立法審査権」を言い出さないのは、最高裁の判断を仰いでも、「違憲だ」の判決を貰えないのがわかっているからだろう。
しつこいようだが、これも、安倍首相の強気も、「宗主国」アメリカ様のリクエストを受けての案件であるからなのだ。
水戸黄門様の葵の御紋が結局は出てくるのだ。

バカ朝日よ、文句があるなら、お前の恩人アメリカ様に噛み付いてみろ。
今更、主体性無きポンコツ裁判官を連れてきて何をしようと言うのだ。
国民をバカにするな。



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違憲立法審査権

 まあ、この山口元最高裁長官には一理ある。

 憲法9条を普通の日本語話者が読めば、自衛隊は違憲だとしか読めない。しかし、そこは今与野党とも違憲ではないと「解釈」している。

 この「解釈」が問われずに、こんどの「集団的安保」が問題視されるのは、山口元長官が言うように、「集団的安保は違憲」という共同幻想の中で、これまで行政をやりくりしてきたのだから、共同幻想を変更するには、それなりのことをしなさいよ、ということだろう。現実主義だと思う。

 この山口元長官は、おそらく、集団的安保という権利を持つことに反対している信条の持ち主だとは思われるがC(違うかもしれない)、法理論で言えばまっとうだと思う。

 山口はたしか、こう言っていたはずだ。(手元に新聞がもうないので)
 「憲法改正すべきだ」

 それを見出しにとれない朝日が、おかしいのは言うまでもない。
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Author:CHUU
昭和20年(1945)年敗戦の年生まれ。
小学生時代からの朝日読者。

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