いまだに続くケネディ酔い


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平成25年11月21日(木)                  平成25年9月30日開始

いまだに続くケネディ酔い
平成25年11月20日   東京本社版  天声人語
DSC02948.jpg
此処のところ、マスコミはケネディ新駐日大使のことで賑わっている。
其れも好意的、歓迎色の報道だ。

此の天声人語も同様で、気持ちが悪いくらいケネディ新大使を持ち上げている。
ちょっと待てよ。

此の天声人語の中にこう書かれている。
「人類は戦争に終止符を打たなければならないと父(ケネディ新大使の父ケネディ大統領)は訴え、キューバ危機で核戦争を回避した。

あのねー、なんぼなんでもこんな表現はないでしょ。
嘘つけ!と言いたくなる。

あのキューバ危機は、そもそも、アメリカが自ら播いた種、いや起こした不始末を自ら始末しただけです。
それも世界中を恐怖のどん底に突き落としてね。

まるでアメリカに無関係の国同士が、紛争を起こし、核戦争をおっぱじめるかもしれぬ危機をケネディ大統領が未然に防いだという御手柄話のような書きぶりだ。


当時、アメリカの支配下にあった中南米の貧国の一つに過ぎなかったキューバにおいて、
1959年、カストロがそれまでの親米政権を倒し、キューバ革命を成し遂げた。

これはキューバ人自らの力でアメリカの植民地的支配から脱し成し遂げた、民族自決、真の独立と、世界中から称賛されたものでした。
バカ朝日もそのように報じたはずだ。

日本人の圧倒的多数も、特に若者は、カストロとカストロと共に戦ったチェ・ゲバラを英雄と仰ぎ見たものです。
未だに人気があります。
が、当然キューバに多くの利権を持っていたアメリカ人、それも権力を握るアメリカ支配層(ケネディ家もその一員だ)はカストロを共産主義者とみなし、カストロの
経済援助要請に協力するどころか、背後から亡命キューバ人等を組織してキューバ人
による政権奪還闘争のごとく見せかけて、反革命・武力反攻を行った。

そりゃカストロは怒るよね。それどころか、恐怖しただろうね。新政権が強大なるアメリカの武力で潰され、
自分も殺害されるかもしれぬと。

こんな時頼るのは当然、敵の敵です。ソ連しかありません。
で、戦力的にアメリカに劣っていた共産国ソ連もこれは好都合と、
正にアメリカの裏庭と言われるキューバにミサイルを配置できると、勇んで、実際に配備を始めた。

そうなれば今度はアメリカが恐怖する番だ。
怒るまいことか、キューバの海上を封鎖し、ミサイル撤去を要求して対峙した。
勿論、ソ連との核戦争、全面戦争をも辞さぬ構えでね。
一発触発の危機だ。
全く持って世紀の、はた迷惑な、恐怖の突っ張り合いだ。
でやはり、戦力的に、特に核兵器で劣るソ連が譲歩したってわけだ。

そしてこの時、世界中が恐怖させられた。
すわ第三次世界戦争の始まりかとも。
小生も高校生であったが、そうなれば核兵器大国同士の戦争だけに人類滅亡だなんて
思いが頭をよぎったことを思い出す。
そして、この恐怖感と共に当事国のアメリカとソ連に無性に腹を立てたものです。

それを此の天声人語は、ケネディを平和のリーダーのごとく言う。
先に書いたが、もとはと言えばキューバに利権を持つアメリカ人がカストロに
追い出されたことを根に持って、再び旧に復させようとキューバに
戦争を仕掛けたことが発端だ。
ケネディはそのアメリカの大将だ。
しかも核兵器装備競争にしのぎを削った一方のね。

更に人語はこうも書く。
「娘(ケネディ新大使)も20歳の時に広島を訪れて心が動き、『よりよい平和な世界の実現に貢献したいと切に願うようになった』」と。
確かに彼女は大使として来日前のビデオレターでそう語っている。
だからと言って何だと言うのだ。

彼女は、大使は何と言ったってアメリカから送り込まれた国益追求、権利獲得の代表者なんです。
はいそうですか、と聞き置けば良いだけの事であって、
「日米関係の松明は新しい世代に引き継がれた」
などと、まるで福音の如く言う必要なんかまるでない。

天声人語記者は何歳かは知らぬが、ケネディというカリスマ名称に未だに酔っちゃっているのか?
ジャーナリストだろ。しっかりせい。

思い起こせば、先の大戦においては、それまでアメリカに対しては日本国民が善意と友好意識で接してきたはずなのに、
何のことはない、そのアメリカに、こちらから真珠湾攻撃という戦火を開かざるを得ない状況に追い込まれてしまったという、お人好し日本人のあの苦い経験をちょっとくらい思い出したらどうなんだ。
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昭和20年(1945)年敗戦の年生まれ。
小学生時代からの朝日読者。

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